「定時で帰れるのは楽な仕事だから」じゃないよ、という話

定時退社の戦略

時短勤務の契約社員と聞くと、「責任の軽い仕事をしているから早く帰れるんだ」と思う人もいるかもしれません。

前回の記事で私が時短勤務の契約社員を選んだ理由を書きました。あの記事を読んで、「なるほど、責任の少ない仕事をしているから定時で帰れるんだな」と思った方もいるかもしれません。

でも、実際のところをここで正直に話させてください。

私が今やっている業務の実態

今私が担当している業務は、以前フルタイム勤務の正社員が行っていたものです。しかも、ただの正社員ではなく、役職者が担当していた仕事です。

「えっ、時短の契約社員がそれをやってるの?」と思うかもしれません。私自身も最初はびっくりしました。

具体的な業務の詳細を書くことは難しいのですが、管理・調整・社内外の窓口対応などを含む、いわゆる「誰かが必ず回さなければいけない業務」です。止まってしまうと困る性質のもの。そういった仕事を任されています。

時短・契約社員だからといって、責任の軽い仕事しか回ってこないわけではない。これが私の今の職場の現実です。

急に休むときはどうしているか

保育園の行事で休む日や、子どもが急な発熱で急きょ休まなければいけない日は、もともとその業務を担当していた役職の方が代わりに対応してくれます。

ただし、それはあくまで「どうしてもその日にやらなければいけない緊急の仕事が発生したとき」に限ります。基本的な業務は、私が担当しています。

夫は単身赴任中で、子どもに関することはほぼ私一人で対応しています。保育園の行事、急な発熱、病院への付き添い——これらは突然やってきます。「明日休みます」「今日は途中で帰ります」が日常的にある中で、業務を止めないようにするための工夫が必要でした。

定時に帰れる本当の理由:期日2日前完了ルール

私が定時に帰れている理由は、「楽な仕事だから」ではありません。

以前の記事でも書きましたが、私は「期日の2日前に仕事を完了させる」というルールを自分に課しています。

このルールを徹底することで、急に休まなければいけなくなっても、ほとんどの仕事はすでに対応が終わっている状態になります。「明日締め切りなのに休む羽目になった!」というパニックが、ほぼなくなりました。

最近では、役職の方に代わってもらうことも、ほとんどなくなってきました。「今日急に休みます」という連絡を入れても、「大丈夫、何もないよ」と言ってもらえることが増えています。それはひとえに、前倒しで仕事を終わらせているからです。

2日前ルールは、自分のためでもあるし、一緒に働いている人たちへの配慮でもあります。「急に休んでも迷惑をかけない状態にしておく」ことが、私の中での最低限のマナーだと思っています。

時短でも「止めてはいけない業務」を任される理由

なぜ私がそのような業務を任されているのか。もちろん業務の引き継ぎの経緯もありますが、「この人なら止めない」と信頼してもらえているからだと思っています。

時短勤務や契約社員であることは、仕事の質とは別の話です。「時間が短い=責任が軽い」ではなく、「時間が短い中でどう責任を果たすか」が問われているのだと、今の仕事を通じて実感しています。

むしろ時間が限られているからこそ、段取りや優先順位の付け方が自然と磨かれてきた面もあります。フルタイムのころより、今のほうが仕事の質は上がっていると自分では感じています。

「定時で帰れる=楽をしている」ではない

定時で帰ることに罪悪感を持っていた時期もありました。「みんながまだ仕事しているのに自分だけ帰るのは申し訳ない」という気持ち。

でも今は違います。

定時に帰れているのは、仕組みを作ってきたから。前倒しで仕事を終わらせているから。そして、それを続けることで周囲に信頼してもらえているから。

「定時で帰れるのは楽だから」じゃないよ、と声を大にして言いたいです。

ワーママとして、時短で働きながら、止めてはいけない業務を担っている人は、きっと私だけじゃないと思います。「早く帰れていいね」と言われるたびに心のどこかでモヤモヤしていた気持ちを、今日は正直に書いてみました。

読んでくれてありがとうございます。

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