「子どもが熱を出したら、派遣先を休まなきゃいけない。でも、休んだら気まずいんじゃ…」
派遣で働こうか迷っているママにとって、これはいちばん大きな不安かもしれません。
先に結論をお伝えします。私の場合は、面談のときに「子どもがいて、急に休む可能性があること」を正直に伝えておいたおかげで、気まずい思いをすることは一度もありませんでした。
今日は、私が実際に派遣で働いていたときの話を、正直にお話しします。
私が派遣で働いていた頃のこと
5年前、私は子どもが1歳(0歳児クラス)のときに、派遣社員として働いていました。
仕事は建設業の会社での総務・経理事務。勤務は9時〜17時の週5日で、産休に入る社員さんの代わり(産休代替)としての募集だったので、期間は約1年間でした。
子どもを保育園に預けて働き始めたばかり。しかも当時はコロナ禍の真っただ中で、いつ休園になるか分からない状況でした。
面談で、正直に伝えました
派遣先との顔合わせ(面談)のとき、私は自分から、こう伝えました。
「今年から保育園に通うことになったので、急に休むこともありますが、大丈夫ですか?」
隠さずに、先に言ってしまったんです。
すると、返ってきた言葉は——
「体調不良は誰にでも起こりえることなので、大丈夫ですよ。」
こうして、子どもの事情を分かってもらったうえで、働き始めることができました。
そしてもう一つ大事なのが、派遣先だけでなく、派遣会社の担当者さんにも、同じことを事前に伝えていたことです。「子どもがいて、急な休みがあるかもしれない」と、あらかじめ知っておいてもらいました。
実際、けっこう休みました
正直に言うと、私はけっこう休みました。
働き始めて、なんと1か月目に、子どもが熱を出してお休み。さらにコロナ禍で保育園が休園になり、1週間連続で休んだこともありました。
休むと決めた朝は、課長に電話で連絡していました。
気になるのは「自分の仕事、どうなるの?」というところだと思います。私の場合は、急ぎの仕事は誰かが代わってくれて、それ以外は自分が戻ってからやる、という形で回っていました。
それでも「気まずさ」を感じなかった理由
これだけ休んでも、私は気まずい思いをしませんでした。
まわりは全然気にしていませんでした。むしろ「お子さん、大丈夫?」と心配してくれる人ばかりだったんです。
理由は、たぶん2つあります。
1つは、さっき書いたとおり、面談で先に伝えていたこと。「この人は子どもがいて、急に休むこともある」と、みんなが最初から知っていました。
もう1つは、日頃の働き方です。私は、仕事をできる限りその日のうちに残さないよう、毎日心がけていました。頼まれたことは何でもやりましたし、コピー用紙の補充のような細かいところまで気を配っていました。
日頃の積み重ねが、「休んでも大丈夫」の土台になっていたのだと思います。
派遣なのに「ずっといてほしい」と言われた
そして、契約期間が満了するとき、こんな言葉をいただきました。
「このままずっといてほしい」「直雇用でも大丈夫だよ」
あれだけ急な休みがあったのに、こう言ってもらえたこと。面談での正直さと、日頃の仕事への向き合い方を、ちゃんと見てくれていたのだと思っています。
正直に伝えて、見送られたこともあります
良いことばかり書いてきましたが、正直に伝えて、うまくいかなかったこともあります。
私の経歴を見て「ぜひ来てほしい」と言ってくださっていた企業に、同じように「子どもがいて、急に休む可能性があること」を正直に伝えたところ、「それは困る」と、採用を見送られたのです。
たしかに、正直に話したことでチャンスを逃した、と感じるかもしれません。でも、見方を変えれば、「子どもの急な休みを受け入れられない会社」を、入る前に知ることができた、ということでもあります。もし隠して入っていたら、いざ休んだときに、もっと気まずい思いをしていたかもしれません。
だから私は、面談で正直に伝えるのは、やっぱり大切なことだと思っています。受け入れてくれる会社とはお互い気持ちよく働けますし、そうでない会社とは早めにお別れできます。正直に伝えることは、自分自身を守ることにもつながるのだと思います。
派遣という働き方そのものについては、こちらの記事でも詳しく書いています。

まとめ:先に伝えておけば、大丈夫
子どもの急な発熱で休むこと。派遣だと気まずいのでは、と不安になる気持ち、よく分かります。
でも、私の実体験からお伝えできるのは——
面談のときに「子どもがいて、急に休む可能性がある」と、先に正直に伝えておくこと。 そして、日頃からできることを丁寧にやっておくこと。
この2つがあれば、受け入れてくれる会社では、急に休んでも気まずくなることはありませんでした。むしろ「ずっといてほしい」と言ってもらえるまでに。そしてもし見送られても、それは自分に合わない環境を避けられたということ。だから、正直に伝えて損はないと、私は思っています。
これから派遣で働こうか迷っているママの、背中を少しでも押せたらと思います。
そもそも「定時で帰れる働き方」を選んだ経緯や、私の働き方の原点は、こちらにまとめています。

