※本記事にはPRが含まれます
前回(長男の仕組み化③)では、わが家の夜の課題は「テレビや動画をやめるきっかけがないこと」だと書きました。歯磨き→トイレ→布団に入る、という流れ自体はスムーズ。それなのに、そこへ向かうスイッチが入らない。気づけば21時、21時半……というのが当時の現実でした。
あれから、実際に仕組みを動かしてみました。今回はその結果のご報告です。結論から先に言うと、いまでは「もうすぐ21時だよー」のひと言で、長男が自分から歯みがき(私の仕上げ磨きも含めて)→トイレ→布団、と動けるようになりました。
前回のおさらい:問題は「やめるきっかけ」だった
長男は「決まっていれば動ける子」です。朝の準備リストがうまくいったのも、やる順番が固定されていたから。逆に、ルールがない時間は止まってしまう。夜のテレビ・動画タイムは、まさにその「ルールのない時間」でした。
そして前回、もうひとつ気づいたことがあります。長男は眠れない子ではなく、布団に向かうきっかけがない子だということ。布団に入れば1分で寝てしまうんです。だからこそ、「いつやめるか」さえ決めてあげれば回るはず——そう考えて、ふたつのことを試しました。
試したこと① アレクサのタイマーで「21時前にお知らせ」
前回は「20時に動画を終わらせる」計画を立てていましたが、夕飯やお風呂の時間を考えると、現実的に20時にはなかなか間に合いません。そこで目標を見直し、「21時に布団に入る」をゴールに設定し直しました。
そのうえで、アレクサに毎日のタイマーをセット。21時の少し前になると、「動画を見る時間はもうすぐおしまいだよ」とアレクサがお知らせしてくれるようにしました。ポイントは“少し前”であること。21時ちょうどではなく、歯みがきや仕上げ磨き、トイレの時間を逆算して、余裕を持って声をかけてもらいます。
前回も書きましたが、長男は「お母さんに言われた」より「アレクサが言った」のほうが、なぜか素直に動けます(笑)。この特性を、夜にもそのまま活かしました。
試したこと② 毎日、同じ説明を繰り返す
タイマーと同時に、私はもうひとつのことを毎日続けました。それは——「あなたは21時に寝ないと、睡眠時間が足りなくなっちゃう子だよ。だから21時には寝ようね」という説明を、毎日毎日、同じ言葉で繰り返すことです。
最初は「えー、まだ見たい」と言っていました。それでも怒らず、責めず、ただ淡々と「あなたには21時の睡眠が必要なんだよ」と理由を伝え続けました。命令ではなく、理由を伝える。これが地味に効いたのだと思います。
結果:「もうすぐ21時だよー」で自分から動くように
続けて数週間。ある日から、私が「もうすぐ21時だよー」と言うだけで、長男が自分から動くようになりました。
テレビや動画を自分で切り上げ、洗面所へ行って歯みがき(私の仕上げ磨きも、ちゃんと受けに来ます)、そのままトイレへ行って、布団に入る。声を荒げることも、何度も催促することも、もう必要ありません。「もうすぐ21時」が、わが家の魔法の合言葉になりました。
おまけに、最近はこんな日もあります。21時に布団に入っても、たまに目がさえて寝つけないことがあるんです。そんなときに「このまま起きてたら、明日の朝起きれなくなっちゃうよ」と伝えると、長男は「あ、ぼくは寝ないといけない子だったー。寝まーす(笑)」と言って、自分から目をつぶろうとするようになりました。毎日くり返してきた“理由”が、ちゃんと本人の中に根づいてきたんだなと、ちょっと笑ってしまった出来事でした。
| 項目 | 前回(第3回) | 今回(第4回) |
|---|---|---|
| 動画をやめる | ずるずる続く | アレクサの声かけで切り上げる |
| 21時の声かけ | 毎回バトル | 「もうすぐ21時」で自分から動く |
| 歯みがき→トイレ→布団 | 流れは○だが入口がない | 自分からスタートできる |
なぜうまくいったのか
振り返ると、効いたのは「仕組み」と「理由の説明」をセットにしたことだと思います。アレクサのタイマーが“きっかけ”を、毎日の声かけが“納得”をつくってくれました。きっかけだけでも、理由だけでも、たぶん足りなかった。
そして何より、長男は「決まっていれば動ける子」。21時という時間と、なぜ21時なのかという理由。このふたつが決まったことで、夜のいちばんの難所だった「やめるきっかけ」を、自分のものにできたのだと思います。
夜ルーティンを支えてくれているもの(PR)
わが家の夜ルーティンを陰で支えてくれているのが、このアレクサです。「お母さんに言われると反発するのに、アレクサの声かけには素直」という子、けっこう多いみたいです(笑)。タイマーや時報をセットしておくだけで、毎日の声かけを代わりにやってくれます。

Amazon Echo Dot (エコードット) 第5世代 – Alexa、センサー搭載、鮮やかなサウンド|グレーシャーホワイト
まとめ:仕組み+理由の説明はセットだった
朝も夜も、長男は「決まっていれば動ける子」でした。そして今回わかったのは、仕組み(きっかけ)だけでなく、「なぜそうするのか」という理由を、根気よく毎日伝えることの大切さです。
怒って動かすのは、その場では早い。でも続きません。きっかけを用意して、理由を伝えて、あとは子ども自身が動くのを待つ。遠回りに見えて、いちばん再現性のあるやり方でした。次の仕組み化も、またうまくいったか・いかなかったか、続編でご報告します。

