時短勤務でも残業ゼロでいいの?罪悪感を手放して定時で帰る考え方

定時退社の戦略

「まだ仕事している同僚を置いて帰っていいのかな」

「時短って楽でいいよね、と思われていないかな」

定時で帰るたびに、そんなモヤモヤを抱えていませんか?

私は時短勤務の事務職で、夫は単身赴任中。

平日は完全なワンオペです。

仕事量はフルタイムの同僚と比べてもそれほど少なくありません。

それでも、今の職場では入社以来、ほぼ残業したことがありません。

でも最初のうちは、正直、罪悪感がありました。

「サボっていると思われるんじゃないか」と。

この記事では、私がその罪悪感をどう手放したのか、そして定時で帰り続けたら何が変わったのかをお話しします。

そもそも、時短勤務で残業しないのはアリ?

時短勤務で働くワーママにとって、ここは意外と気になるところですよね。

子どもが小学校に入学する前であれば、会社に残業の免除を請求できるしくみがあります(育児・介護休業法。2025年4月の法改正で、対象が「3歳未満」から「小学校入学前」まで広がりました)。

つまり、残業しないことは、サボりでも怠けでもありません。

とはいえ、実際には「残業できない=仕事ができない人」と思われるのが怖い、という気持ちもありますよね。

私もそうでした。だからこそ、残業しない代わりに「誰よりも仕事を速く終わらせる」ことで、その不安を消してきました。

罪悪感を手放せた3つの考え方

① 「私がいないと回らない仕事」は、仕組みの問題

考え方が変わったきっかけは、自分がいないと回らない仕事は、そもそも仕組みに問題があると気づいたことです。

私が遅くまで残って抱え込むより、定時で帰れる状態を作っておく方が、職場にとってもいい。

定時で帰れる状態を作ることも、立派な仕事のうちだと思うようになりました。

② 「時短だから楽」ではなく「時短だから速くなった」

「時短勤務って、楽でいいよね」

一度は言われたことがある言葉じゃないでしょうか。

でも実際は、時短になってから仕事の密度はむしろ上がりました。

フルタイムのころは、正直なところ「後でやろう」が許されていました。

時短になって、その選択肢がなくなったんです。

お迎えの時間は絶対に動かしたくない。

だから、今できることを今やる。

それを繰り返しているうちに、仕事のスピードが自然と上がっていました。

残業できる環境には、「今日終わらなければ残ればいい」という逃げ道があります。

私にはそれがありません。

お迎えに間に合わなければ、子どもが一人で待つことになる。

遅くなれば寝る時間も遅くなって、翌日にツケが回る。

その制約が、私に「逆算して動く」習慣をつけてくれました。

むしろ「あの人に頼めば早い」と思われているのか、今は依頼が集まりやすい立場になっています。

それでも定時で帰れるのは、Excelの操作、メールのテンプレート、優先順位の決め方など、「速く終わらせる仕組み」を持っているからです。

時短だから仕事が少ない、ではなく、時短だから仕組みを作らざるを得なかった。

それが今の私の「速さ」の正体です。

③ 「定時で帰れた=今日うまくやれた」と考える

今は、罪悪感よりも「定時で帰れた=今日うまくやれた」という達成感の方が大きくなっています。

定時で帰り続けたら、人生が変わった

正直に言うと、時短勤務で定時退社が当たり前になるまで、私は「自分の時間」をほとんど持っていませんでした。

仕事が終わってお迎えに行き、帰ったらすぐ家事と育児、気づいたら就寝。

そんな毎日でした。

定時退社を習慣にしてから、少しずつ変わっていきました。

保育園のお迎えが「最後」じゃなくなった

以前は、保育園のお迎えがいつも最後か、最後から2番目でした。

早く迎えに行けるようになってから、先生とゆっくり話す時間や、ママ友と立ち話できる時間が戻ってきました。

それまでお迎えが遅かったぶん、子どももうれしそうです。

子どもとの時間が増えた

お風呂でじゃれ合う。

夕食をゆっくり食べながら話す。

絵本を一冊多く読む。

「もう寝る時間だよ」と焦らずに済む夜が、ありがたいと思えるようになりました。

夜に「自分の時間」が生まれた

家事が終わったあとに、わずかでも自分の時間が持てるようになりました。

こうしてブログを書いたり、読書をしたり、好きな動画を見たり、ゆっくりお茶を飲んだり、ただボーッとしたり。

それまで想像もできなかった「夜の余白」です。

本当にささいなことですが、「今日も自分を大切にできた」という感覚が積み重なると、翌日また頑張ろうと思えます。

自分が「機嫌よく」いられるようになった

これが一番大きな変化かもしれません。

余裕がないころの私は、いつも誰かにイライラしているか、疲れ果ててぼーっとしているかのどちらかでした。

定時退社が当たり前になってから、自分の「機嫌の底」が上がった気がします。

少し疲れても、「今夜はゆっくりできる」と思えるだけで、心がほぐれる。

子どもに「もう!」と怒鳴りそうになる場面も以前より減りました。

夫が単身赴任中で、頼れる人がそばにいない分、私が倒れたら本当に終わりです。

ワンオペだからこそ、自分が機嫌よくいることが家族全体の安定につながる。

そう気づいてから、「自分の時間を持つこと」への罪悪感もなくなりました。

罪悪感なく定時で帰るために、毎日やっていること

最後に、残業ゼロを続けるために私が毎日やっていることを紹介します。

  1. 朝イチに「今日やること」の優先順位をはっきりさせる
    今日やるべきことは基本的に全部やります。ただ、優先順位さえ決めておけば、何から手をつけるかで迷いません。
  2. 割り込みの仕事は「急ぎですか?」と聞く
    急ぎかどうかがわかれば、今の仕事を止めるべきか判断できます。
  3. 退社30分前以降に来た仕事は「これは明日でも大丈夫ですか?」と確認する
    私は17時で退社するからです。ありがたいことに、ほとんどの人は「いいよ」と言ってくれます。どうしても今日中という場合だけ、同じ部署の人が対応してくれています。
  4. メールはできる限り早く返す
    私の返事待ちで、相手の仕事を止めないためです。
  5. 「今日はここまで」と自分に許可を出す
    そして、「定時に帰ることは悪いことじゃない」と自分に言い聞かせ続けること。これが一番難しくて、一番大切なことでした。

1日の具体的な進め方は、こちらにまとめています。

▶あわせて読みたい:事務職ワーママが仕事を早く終わらせる方法まとめ|定時退社のための1日の時間割と「やめたこと」

まとめ:定時退社は「時間を取り戻す」こと

時短勤務で残業しないのは、サボりではありません。

  • 自分がいないと回らない仕事は、仕組みの問題
  • 時短だから楽なのではなく、時短だから速くなった
  • 「定時で帰れた=今日うまくやれた」

定時退社は、仕事を早く切り上げることではなく、自分の人生の時間を、自分と家族のために取り戻すことです。

仕事も、育児も、自分自身も。バランスよく大切にできる毎日は、工夫次第で手に入ります。

このブログでは、私が実際にやっている仕事術と家庭の仕組み化を、きれいごとなしの本音で書いていきます。

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